特殊印刷
公開日:2024.9.9
名刺のエンボス加工とは?メリット・デメリットや作成するポイントを詳しくご紹介します!

エンボス加工は、表面に立体的なデザインを施して、文字やロゴに凹凸を作る技法です。名刺に高級感や個性的な印象を与えたいと考えている方に、おすすめの加工方法です。
本記事では、名刺のエンボス加工の概要やメリット・デメリット、作成するポイントをご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

名刺のエンボス加工とは?

名刺のエンボス加工は、名刺表面に立体的なデザインを施して、文字やロゴに凹凸を作る技法です。この技術は、特殊な型を使用して紙に直接凹凸を作り出し、視覚的にも触覚的にも印象深い仕上がりを提供します。
また、エンボス加工を施すと、名刺に高級感が加わり、ほかの名刺とは違うデザインが可能です。たとえば、会社名やロゴ、イラストなどの要素に使用される場合が多く、オリジナリティのある印象を与えられます。
なお、エンボス加工については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:エンボス加工とは?主な種類やメリット・デメリット、用途まで詳しく解説します!

名刺にエンボス加工を施すメリットは3つ
次は、名刺にエンボス加工を施すメリットについて解説します。
高級感が演出できる
デザイン面でのインパクトが大きい
他社との差別化を図れる
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.高級感が演出できる
エンボス加工によって名刺に凹凸が作られるため、手触りや見た目に豊かな表情が加わります。この加工は、ほかの名刺との差別化を図る手段として効果的であり、質感や高級感を引き立てられます。
また、印象深いオリジナリティのあるデザインは、名刺を受け取った相手の記憶に残りやすく、名前や会社名を覚えてもらいやすいです。
2.デザイン面でのインパクトが大きい
シンプルなデザインや色使いでも、エンボス加工を加えるだけで印象的な名刺が完成します。また、ロゴやイラスト、文字の一部を浮き出させると、個性的でオリジナリティのある名刺を作成可能です。
名刺のような紙面が限られている場合でも、エンボス加工によって視覚的なアクセントが加われば、ほかの人の名刺との差別化を図れます。
3.他社との差別化を図れる
エンボス加工によって、名刺の手触りや紙の厚みが変化すると、ほかの名刺と明確に区別されやすくなります。渡した相手の名刺入れのなかでも、エンボス加工が施された名刺は探しやすく、視覚的にも強い印象を残しやすいです。
この加工により、ビジネスの場で自分の名刺が一際目立ち、アピール力の向上が期待できます。また、エンボス加工は名刺同士の密着を防ぐため、取り出しやすく、使いやすさも向上します。

名刺にエンボス加工を施すデメリットは2つ
次は、名刺にエンボス加工を施すデメリットについて解説します。
細かなデザインには向いていない
一般的な名刺よりコストが高い
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.細かなデザインには向いていない
エンボス加工の精度は業者によって異なるため、依頼する際は事前に技術力を確認することが大切です。また、広範囲にエンボス加工を施すと、盛り上がりが不均一になりかねません。
このため、少し特殊なデザインを依頼した場合は、試作に対応してくれる業者に依頼すると安心です。さらに、エンボス加工によって紙が反る可能性や、印刷時のズレが生じる可能性も考慮する必要があります。
2.一般的な名刺よりコストが高い
エンボス加工のデザインが複雑になるほど、型の数が増え、結果としてコストが上昇する場合があります。また、加工を施す場合、紙を2枚の版で挟んで圧力をかける工程が必要です。
この加工は、一般的な印刷に比べて特別な技術が求められるため、料金が高くなる傾向にあります。加工費はデザインの広さや点在具合によって異なるため、業者選びの際には、料金体系と技術力を慎重に比較することが大切です。

エンボス加工の名刺を作成するポイント
エンボス加工の名刺を作成するポイントは、以下のとおりです。
用紙選び
用紙の厚さや色、地模様を重要視すると、エンボス加工の効果を最大限に引き出せる。適度な厚さの用紙はエンボス加工の盛り上がり、紙の色は陰影を強調できる
エンボス加工の方法
ローラーエンボス加工や平板型エンボス加工、デボス加工など、目的に応じた技法を選ぶと、理想的な名刺が完成する
用紙の種類
コットン系の用紙やディープマット、GAファイル310kg名刺など、質感や印象を考慮した紙を選ぶと、名刺全体のデザインが引き立つ

名刺のエンボス加工でよくある3つの質問
最後に、名刺のエンボス加工でよくある質問について紹介します。
質問1.名刺作りでこだわるべきポイントは?
質問2.エンボス加工できない紙の種類は?
質問3.エンボス加工の種類とは?
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
質問1.名刺作りでこだわるべきポイントは?
名刺作りでこだわるべきポイントとしては、以下が挙げられます。
加工方法の選定
エンボス加工やミシン目加工、デコレーション加工など、名刺のデザインに合った加工方法を選ぶと、統一感があり魅力的な名刺に仕上がる
名刺のタイプ
一般的な四角の名刺だけでなく、二つ折りや三つ折り、女性向けサイズなど、さまざまなタイプから用途に合ったものを選ぶことが大切
シーンに合わせたデザイン
ビジネスシーンには落ち着いたデザインを、プライベートシーンでは個性を出すデザインを選ぶと、シーンに適した名刺を作成できる
質問2.エンボス加工できない紙の種類は?
エンボス加工に対応できない紙の種類としては、以下が挙げられます。
400kgを超える厚紙
圧力を加えてもエンボス加工がうまく実施されず、凹凸がはっきりしないため、加工効果が減少する
名刺サイズ(91×55mm)よりも小さい紙
名刺サイズ以下の場合、加工機が適応できない可能性が高い
耳付き和紙
紙の端が毛羽立っているため、加工の際に紙の繊維が乱れやすく、エンボスの仕上がりに影響する
質問3.エンボス加工の種類とは?
エンボス加工の種類は、以下のとおりです。
ローラーエンボス加工
模様や文字が入ったローラーを使用して、熱と圧力を加えて立体感を生み出す。ローラーの深さや硬さにより、変化をつけられる
平板型エンボス加工
印刷する模様や文字が入った平面の金属の凸版と凹版を用いて、紙を挟んでプレスすると、文字や模様が浮き上がる。プレス強度により、さまざまな印象付けが可能
デボス加工
凸版、凹版を用いてプレスするエンボス加工とは対照的に、加工した箇所がへこんで見える特徴がある。箔押し加工と組み合わせた方法もあり、さまざまな加工に組み合わせて用いられている
なお、名刺の箔押し加工でおすすめの印刷会社については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:名刺への箔押し加工でおすすめの印刷会社3選|箔押しのメリット・デメリットも徹底解説!

まとめ
本記事では、名刺のエンボス加工の概要やメリット・デメリット、作成するポイントをご紹介しました。
エンボス加工を施した名刺は、高級感を演出でき、デザイン面での印象が強いため、ほかの名刺との差別化を図るのに効果的です。たとえば、会社名やロゴ、イラストなどの要素に使用するのがおすすめです。
しかし、エンボス加工は、細かなデザインや小さな文字には向いておらず、一般的な名刺よりも費用が高くなる場合があります。さらに、ほかの印刷に比べて特別な技術が求められるため、料金が高くなる傾向です。
また、エンボス加工を取り入れる際には、適切な用紙や自分の要望にあった加工方法を理解しておきましょう。
なお「フジイ印刷」では、活版印刷や箔押し、エンボス加工などの特殊印刷を提供しています。ビジネスに必要な名刺やミシン入り用紙、封筒などの商品を小ロットから製作していますので、お気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者
吉田光咲|営業部
大学でファッションデザインを専攻し、卒業後はグラフィックやWEBデザインなど、幅広い分野でデザインの仕事をしてきました。2024年にフジイ印刷に入社し、毎日新しいことを学んでいます。お客様の視点に立って、最適なデザインを提案できる営業を目指しています。
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