特殊印刷
公開日:2026.1.23
一生の思い出を「紙」に残す。活版印刷×デジタルで叶える、上質な結婚式招待状の作り方

【理想の招待状と予算の壁】
結婚式の招待状において、独特の凹凸と温かみを持つ「活版印刷」は根強い人気があります。しかし、実際に検討を始めると、「費用が高額になってしまう」という理由で諦めてしまうお客様が少なくありません。
結婚式の準備は、限られた予算の中で多くの選択を迫られます。衣装やお料理を優先するあまり、招待状などのペーパーアイテムは「標準的な印刷で妥協する」という結論に至ることもあるでしょう。
私たちフジイ印刷は、印刷のプロフェッショナルとして、お客様の「こだわり」と「予算」の両立をお手伝いしたいと考えています。そこで今回は、「活版印刷」の質感と「オンデマンド(デジタル)印刷」の利便性を組み合わせた、新しい招待状の作り方をご紹介します。
【活版印刷が高価になる理由と、解決のアプローチ】
そもそも、なぜ活版印刷はコストがかかるのでしょうか。 最大の理由は「版(はん)」の製作費です。活版印刷では、金属や樹脂で物理的な版を作る必要があります。そのため、ゲスト一人ひとりのお名前や、変更の可能性がある日時などをすべて活版で印刷しようとすると、非常に多くの版が必要となり、コストと時間がかかってしまいます。
一方で、デジタルデータから直接出力する「オンデマンド印刷」は、版を作る必要がありません。そのため、宛名やメッセージを一枚ずつ変えること(可変印刷)や、写真入りのフルカラー印刷を低コストで行うことが得意です。
この両者のメリットを掛け合わせることで、コストを抑えながら品質を高めることが可能になります。

【「ハイブリッド印刷」という選択肢】
私たちは、「感性」に訴える部分は活版印刷で、「情報」を伝える部分はオンデマンド印刷で仕上げる、「ハイブリッド印刷」を推奨しています。これは、「常に創造的な仕事をする」という私たちの理念に基づいた解決策です。
具体的な手法は以下の通りです。
ベースデザインは「活版印刷」で高級感を演出
招待状の顔となる「Wedding Invitation」の文字や、フレーム飾りなどの共通デザイン部分は、活版印刷を使用します。厚みのあるコットン紙に圧をかけてインクを乗せることで、手にした瞬間に伝わる上質な手触りと高級感を実現します。

可変情報は「オンデマンド印刷」で柔軟に対応
日時、会場の地図、そしてゲストのお名前や個別のメッセージなどは、高精細なオンデマンド印刷で行います。これにより、急な情報の変更にも対応しやすく、お二人の写真などを鮮やかに印刷することも可能です。
この工夫により、フルオーダーの活版印刷と比較してコストを抑えつつ、一般的なデジタル印刷にはない重厚感を招待状に持たせることができます。

【招待状は、ゲストへの最初のおもてなし】
招待状は、ゲストの手元に最初に届く、お二人からの贈り物です。 封を開けた瞬間に感じる紙の質感や美しい文字の凹凸は、結婚式への期待感を高める大切なおもてなしの一つとなります。
私たちフジイ印刷は、お客様の「こうしたい」という想いに寄り添い、技術と工夫でその願いを形にすることを使命としています。 「予算は抑えたいけれど、ありきたりなものは作りたくない」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。職人の技術とデジタルの利便性を融合させ、お二人の門出にふさわしい招待状をご提案させていただきます。
この記事の監修者
吉田光咲|営業部
大学でファッションデザインを専攻し、卒業後はグラフィックやWEBデザインなど、幅広い分野でデザインの仕事をしてきました。2024年にフジイ印刷に入社し、毎日新しいことを学んでいます。お客様の視点に立って、最適なデザインを提案できる営業を目指しています。
一覧に戻る


