特殊印刷

公開日:2026.1.20

箔押し名刺の作成ガイド「ロゴ箔押し+オンデマンド名刺」が選ばれる理由 

企業の顔となる「名刺」。「社員には安っぽい名刺を持たせたくないが、全員分を高級な箔押し仕様にすると経費が嵩む……」そのような課題を抱えている企業の広報・総務担当者様は少なくありません。

そこで現在、多くの企業で導入が進んでいるのが、「共通のロゴマークのみを箔押しし、個人情報はオンデマンド印刷で仕上げる」という名刺の作成スタイルです。

本記事では、箔押し名刺のメリットや費用相場を解説するとともに、コストを大幅に抑えつつ企業のブランド力を高める「ロゴ箔押し+オンデマンド印刷」という新しい名刺作成の最適解をご紹介します。

箔押し名刺とは?企業が導入するメリット

箔押し(ホットスタンプ)とは、熱と圧力を加えて金や銀などの箔を紙に定着させる特殊加工のことです。企業名刺に箔押しを導入する最大のメリットは以下の通りです。

  • 圧倒的な高級感と信頼感:箔の輝きとプレスされた凹凸が、「しっかりコストをかけている信頼できる企業」というメッセージを伝えます。

  • 印象に残りやすい:オンライン会議が増えた現代だからこそ、対面で渡す箔押し名刺のインパクトはビジネスの行方を左右します。

箔押し名刺のデメリットと「費用相場」の課題

一方で、全社員の名刺をすべて従来の箔押しで作成しようとすると、以下のような課題が発生します。

  • 金型(版)の製作費が高い:箔押しには専用の版が必要です。社員ごとに版を作ると莫大な初期費用がかかります。

  • 追加発注のコストと手間:役職変更や新入社員が入るたびに新しい版を作る必要があり、ランニングコストが高止まりします。

コスト削減の最適解「ロゴ箔押し+オンデマンド印刷」が選ばれる3つの理由

そこで現在、多くの企業で導入が進んでいるのが、「共通のロゴマークのみを箔押しし、個人情報はオンデマンド印刷(デジタル印刷)で仕上げる」という名刺作成スタイルです。 なぜこの方法が選ばれるのか、3つの理由を解説します。

理由1:「版の使い回し」でランニングコストを大幅圧縮

通常、箔押し名刺が高額になる最大の理由は「金型(版)」の製作費と、印刷工程の手間です。しかし、【ロゴ箔押し+オンデマンド印刷】にすると、名刺コストの考え方が根本的に変わります。

【従来の全箔押しの場合】

氏名が変わるたびに版を作る必要がある、あるいは高額なセット料金がかかるため、社員数が多いと莫大なコストになります。

【ロゴ箔押し+オンデマンド印刷の場合】

会社ロゴの「版」を一度作ってしまえば、その版は全社員で共有・使い回しが可能です。

  • 初期費用:会社ロゴの版代のみ(初回だけ)

  • ランニングコスト:氏名などの印刷代(安価なオンデマンド)+ 箔押し加工賃

つまり、社員が増えたり役職が変わったりしても、変更部分は「版不要のデジタル印刷」で対応するため、箔押し名刺の追加発注時のコストを最小限に抑えることができます。

理由2:「企業の格」と「情報の正確性」を両立できる

名刺のデザイン性と実用性を両立できるのも大きな魅力です。

■ ロゴ(箔押し)で「企業の格」を示す

箔押しの質感と、プレスされた凹凸。この重厚感は、受け取った相手に「しっかりコストをかけている信頼できる企業」というメッセージを伝えます。

■ 個人情報(オンデマンド印刷)で「可読性」を守る

住所、電話番号、メールアドレス、QRコードなどの細かい情報は、箔押しよりもオンデマンド印刷の方が圧倒的に鮮明です。文字潰れのリスクがなく、相手にとって読みやすい名刺を実現できます。

理由3:小ロット・短納期に対応しやすく在庫リスクがない

かつての大量印刷(オフセット印刷)では、名刺の単価を下げるために「1人あたり数百枚」をまとめて刷る必要がありました。しかし、役職変更やオフィス移転などで大量の廃棄ロスが出ることが課題でした。

「ロゴ箔押し+オンデマンド印刷」の組み合わせは、必要な時に必要な枚数だけを発注するスタイルに適しています。

  • 必要な分だけ:100枚単位などの小ロットでも箔押し名刺のコストが割高になりにくい。

  • スピーディー:箔押し版の製作時間が不要なため(2回目以降)、追加発注の納期が早い。

流動的な人事や、急な名刺切れにも柔軟に対応できるため、管理部門の負担軽減にも繋がります。

なお、小ロットの箔押し印刷におすすめの印刷会社については、こちらの記事で解説しています。

関連記事:小ロットの箔押し印刷におすすめの印刷会社5選|箔押しの種類や外注のポイントをご紹介!

導入時に失敗しないためのポイント

企業でこの箔押し名刺を一括導入する際は、以下の2点にご注意ください。

1. 紙質にはこだわる

箔押しの高級感を活かすためには、ペラペラの薄い紙は避けるべきです。ある程度の厚みとコシのある紙(マット系や上質紙など)を選ぶことで、箔押しの輝きがより引き立ち、企業の信頼感につながる名刺になります。

2. 箔の色はコーポレートカラーに合わせて検討を

金・銀だけでなく、最近では「黒箔(ブラックレター)」や「透明箔(クリア)」など、落ち着いた輝きの箔も人気です。業種に合わせて、派手すぎない自社の名刺に最適な「箔押し」を選定しましょう。

箔押し印刷でおすすめの「フジイ印刷」のご紹介

箔押し印刷でおすすめの「フジイ印刷」のご紹介

参考:フジイ印刷

「フジイ印刷」は、岡山に拠点を構える印刷会社で、箔押しや活版印刷、型抜き、エンボス加工などの印刷技術に優れています。また、顧客の希望に寄り添い、理想的な仕上がりの印刷物を提供しています。

さらに、企業や団体向けのペーパーアイテムに70年以上携わった経験があり、その豊富な知識を活かして、封筒のデザインから、ユニークな形状のショップカードや名刺など、さまざまな商品の印刷が可能です。⇒フジイ印刷へのお問い合わせはこちら

まとめ:箔押し名刺は「経費」ではなく「投資」です

たかが名刺、されど名刺。 オンライン会議が増えた現代でも、対面で交換する名刺のインパクトはビジネスの行方を左右します。

「ロゴ部分は共通の版で豪華に箔押し。変動情報はデジタルで効率的に」

この切り分けが、限られた予算内で企業のブランド価値を最大化する箔押し名刺の秘訣です。次の名刺改定のタイミングで、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

「フジイ印刷」では、箔押しや活版印刷などの特殊印刷を提供しています。ビジネスに必要な名刺やミシン入り用紙、封筒などの商品を小ロットから製作していますので、お気軽にお問い合わせください。⇒フジイ印刷へのお問い合わせはこちら


この記事の監修者

吉田光咲|営業部

大学でファッションデザインを専攻し、卒業後はグラフィックやWEBデザインなど、幅広い分野でデザインの仕事をしてきました。2024年にフジイ印刷に入社し、毎日新しいことを学んでいます。お客様の視点に立って、最適なデザインを提案できる営業を目指しています。

arrow_back

一覧に戻る

お問い合わせ

「商品について」「機能の実現性」「価格・お見積もり」など、お気軽にお問い合わせください。
専門の技術スタッフが迅速にサポートします。