特殊印刷
公開日:2026.2.4
ショップカードで差がつく!カフェの「世界観」を伝える活版印刷の魅力

カフェや雑貨店にとって、ショップカードは単なる連絡先ではありません。それは、お店の「空気感」をお客様に持ち帰ってもらうための大切なギフトです。
しかし、「おしゃれなデザインにしたはずなのに、どこか物足りない」と感じたことはありませんか?その答えは、視覚だけでなく五感に訴える「紙の質感」と「特殊印刷による深み」にあります。本記事では、手に取った瞬間に指先からこだわりが伝わる「活版印刷」の魅力と、愛されるショップカード作りのポイントを解説します。
なぜ「触れる」ショップカードが記憶に残るのか?
デジタル全盛の時代だからこそ、物理的な「手触り」は、画面上の情報よりも強く脳に刻まれます。
人は、目にする情報よりも、手に触れた時の感触(触覚)の方が、感情を揺さぶられやすいという性質を持っています。つるつるした一般的な印刷物に対し、活版印刷特有の「凹凸」や「柔らかな質感」は、脳に「特別感」や「丁寧な仕事」として認識されます。
「なぜかこのカードは捨てられない」
「触っているだけで落ち着く」
そんな心理効果が、お客様とお店の絆を深め、ブランドへの愛着を自然と育んでくれるのです。

活版印刷が生む「1枚ごとの表情」という贅沢
500年以上の歴史を持つ活版印刷(レタープレス)は、金属や樹脂の版にインクを塗り、強い圧力をかけて紙に押し当てる印刷技法です。
現代の主流であるオフセット印刷が「均一であること」を重視するのに対し、活版印刷は「一枚ごとの表情の違い」を楽しみます。
深いデボス(凹凸)
強い印圧が生む立体感は、光の当たり方で美しい陰影を作ります。

インクの掠れと滲み
アナログならではの不規則な掠れが、お店の「手作り感」や「温かみ」を演出します。
この「不完全な美しさ」こそが、大量生産品には真似できない、世界に一つだけの個性を生み出します。

カフェ・雑貨店に最適。相性抜群の「特殊紙」の選び方
活版印刷の魅力を最大限に引き出すには、特殊紙(ファンシーペーパー)との組み合わせが欠かせません。フジイ印刷が厳選する紙をご紹介します。

コットン紙(ナチュラル系カフェやベーカリーに)
柔らかくクッション性が高いのが特徴です。活版の圧力がかかりやすく、深い凹凸と優しい手触りが生まれます。お店の「誠実さ」や「優しさ」を伝えたい時に最適です。
コースター用紙(バー、ビストロ、こだわりの専門店に)
圧倒的な厚みが魅力です。活版ならではの「彫り」の深さを強調でき、手に取った瞬間にズッシリとした高級感と重厚感を与えます。
クラフト系特殊紙(雑貨店、コーヒースタンドに)
素朴でラフな質感が、インクの沈み込みを美しく見せてくれます。ヴィンテージ感やカジュアルな雰囲気を演出したい時に、唯一無二の「味」を引き出してくれます。
厚みのある紙にギュッと刻印された文字は、それだけで圧倒的な存在感を放ちます。
失敗しないためのデザインとデータ作成の注意点
特殊印刷は魅力的ですが、活版印刷には「得意」と「苦手」があります。プロの視点から、失敗しないためのレイアウトのヒントをアドバイスします。
線の太さに注意
あまりに細すぎる線や小さな文字は、印圧で潰れたり、うまく再現されなかったりすることがあります。
「ベタ面」の特性
広い面積を塗りつぶす「ベタ」は、あえてムラや掠れが出やすくなります。これを「味」として楽しむのがコツです。
余白を活かす
活版は情報の密度を上げすぎず、余白を贅沢に使うことで、紙の質感と凹凸がより際立ちます。
「自分のロゴで活版ができるかな?」と不安な方もご安心ください。データ作成の段階から、私たちがプロの視点でサポートいたします。
まとめ:指先から始まる新しいブランド体験
ショップカードはお客様の手元に残り続ける「お店の分身」です。
活版印刷がもたらす唯一無二の質感は、お会計時の「素敵なカードですね」という会話を弾ませ、再来店への確かな「しるし」となります。
フジイ印刷では、貴店の想いを形にするための最適な紙と印刷技術をご提案します。デジタルでは決して味わえない、「触って確かめる」ことから始まる新しいブランド体験を、私たちと一緒に作り上げてみませんか?

この記事の監修者
吉田光咲|営業部
大学でファッションデザインを専攻し、卒業後はグラフィックやWEBデザインなど、幅広い分野でデザインの仕事をしてきました。2024年にフジイ印刷に入社し、毎日新しいことを学んでいます。お客様の視点に立って、最適なデザインを提案できる営業を目指しています。
一覧に戻る
