特殊印刷
公開日:2025.3.31
攻め箔とは?メリット・デメリットや活用シーン、よくある質問まで詳しくご紹介!

「攻め箔とはどのような加工なの?」「箔押しとの違いは?」など、気になる方もおられるのではないでしょうか。攻め箔は光沢や質感を活かし、ブランドイメージを格上げする手法として、名刺や商品パッケージなどに活用されています。
本記事では、攻め箔の概要やメリット・デメリットや活用シーンをご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

攻め箔とは?
「攻め箔」は、箔押しの圧力を調整して、意図的に白抜き部分を埋めて特有の模様を生み出す技法です。一般的な箔押しでは、細かな線や白抜きの再現が難しく、潰れやかすれが生じる場合があります。
しかし、この技法では箔のバリや埋まりをあえて活用して、ほかにはない独特の質感を表現するのが特徴です。使用する紙やデザインの違いによって仕上がりが異なるため、事前の本機校正を行う必要があります。
なお、箔押しの詳しい概要については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:箔押しとは?メリット・デメリットや箔の主な種類、向いている印刷物まで徹底解説!

攻め箔のメリット・デメリット
次は、攻め箔のメリット・デメリットについて解説します。
メリット
デメリット
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
メリット
攻め箔のメリットは、以下のとおりです。
高級感のある仕上がり
攻め箔を活用すれば、ブランドの価値を引き上げる効果が期待できる。一般的な箔押しでは難しい繊細な表現にも対応でき、特別感を表現できる
テクスチャーや細かい模様の表現が追加できる
箔押し部分に細かい模様や質感を追加できる。布目調や幾何学模様など繊細な表現が可能で、視覚的な高級感や触れたときの立体感を演出できる
他社との差別化
攻め箔は、競争の激しい市場において、他社製品との差別化を図る手段としても効果的であり、独自性を強調できる
デメリット
攻め箔のデメリットは、以下のとおりです。
費用が高い
通常の箔押しよりも加工の工程が複雑になるため、コストが上がる傾向がある。このため、予算に応じた適切な設計が必要になる
デザインの適用範囲に制限がある
デザインによっては細かい部分の再現が難しくなる場合があるため、適用範囲を事前に確認しなければならない。細い線や小さな文字を含むデザインでは、仕上がりに影響が出る可能性があるため、素材の選定や試作を行いながら調整するのがおすすめ

攻め箔の活用シーン
攻め箔は、主に以下のシーンで活用されています。
名刺やショップカード
光沢や質感を活かした印象的な仕上がりが実現し、ブランドの個性を強調できる
商品パッケージ
高級感が演出できるため、化粧品や高級食品などの付加価値を高める効果が期待できる
ステッカーやシール
ロゴや文字に細かい模様や質感を加えれば、ブランドの世界観をより強調でき、商品やパッケージに貼るだけでワンランク上の印象に仕上がる

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攻め箔でよくある3つの質問
最後に、攻め箔でよくある質問について紹介します。
質問1.二段腐食とは?
質問2.攻め箔を活用するためのデザインのポイントは?
質問3.攻め箔が人気を集める理由とは?
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
質問1.二段腐食とは?
一般的な箔押し版(腐食版)は、1回の腐食工程で作成されますが、「二段腐食」では工程を2回に分け、異なる深さで彫刻を施すため、より立体的な表現を実現できます。この技法により、箔がしっかりと密着して、デザインに奥行きを持たせられるのが特徴です。
エンボスのような効果を生み出せるため、視覚的なインパクトを強められ、高級感のある仕上がりを求めるデザインに適しています。
質問2.攻め箔を活用するためのデザインのポイントは?
攻め箔を活用するためのデザインのポイントは、以下のとおりです。
箔の色と使用する素材との相性
素材の質感によって箔の輝きや発色が変わるため、最適な組み合わせを見極める必要がある。このため、サンプルでの仕上がりの確認が欠かせない
光の反射を意識したデザインを取り入れる
攻め箔は光の当たり方で印象が異なるため、ロゴやパターンがより立体的に映え、印象的な仕上がりになる
シンプルなレイアウト
攻め箔のインパクトが強いため、シンプルなレイアウトと組み合わせると、上品で洗練されたデザインを実現できる
なお、良い名刺と悪い名刺の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:良い名刺と悪い名刺の違いとは?良い名刺の特徴やよくある質問を詳しくご紹介します!
質問3.攻め箔が人気を集める理由とは?
攻め箔が人気を集める理由は、そのデザイン性と訴求力の高さです。繊細な加工とは対照的に、目立つ表現を取り入れることで、見る人の印象に強く残ります。
名刺やパッケージなどに使用すれば、ブランドの個性や世界観を大胆に表現でき、他社との差別化が図れます。さらに、SNSでの話題性やビジュアルとしての魅力も高く、クリエイティブな表現を求める多くの人に支持されている加工方法です。

まとめ
本記事では、攻め箔の概要やメリット・デメリットや活用シーンをご紹介しました。
「攻め箔」は、箔押しの圧力を調整して、意図的に白抜き部分を埋めて特有の模様を生み出す技法です。箔のバリや埋まりをあえて活用し、ほかにはない独特の質感を表現するのが特徴です。
メリットとしては、一般的な箔押しでは難しい繊細な表現にも対応が可能であり、他社との差別化が図れます。しかし、通常の箔押しよりも加工の工程が複雑になるため、コストが高くなる傾向にあります。
さらに、細い線や小さな文字を含むデザインでは、仕上がりに影響が出る可能性があるため、素材の選定や試作を行いながら調整しましょう。
また、攻め箔は名刺やショップカード、ステッカーやシールなどで広く活用されており、消費者の目を引くデザインを求めている場合におすすめです。
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この記事の監修者
吉田光咲|営業部
大学でファッションデザインを専攻し、卒業後はグラフィックやWEBデザインなど、幅広い分野でデザインの仕事をしてきました。2024年にフジイ印刷に入社し、毎日新しいことを学んでいます。お客様の視点に立って、最適なデザインを提案できる営業を目指しています。
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