バックオフィス効率化
公開日:2026.1.1
業務システム専用「ミシン目入り用紙」を500枚から作成。払込票や変則レイアウトも完全対応

汎用品では合わない「業務システムの独自レイアウト」
企業が導入している業務システムやクラウドサービスは、業界特有の商習慣に合わせて最適化されています。しかし、そこから出力される「帳票のレイアウト」に、市販のプリンター用紙が合致することは稀です。
「印字位置があと数ミリずれていれば、ミシン目と重ならないのに」
「A4用紙の下部だけを切り離せる特殊な形状が必要」
こうしたシステムの仕様と既製用紙の不一致は、多くの現場で課題となっています。システム側の改修には多額の費用がかかるため、現実的な解決策として求められるのが、「システムに合わせて用紙側をカスタマイズする」という手法です。
私たちは、高精度なミシン加工機を活用し、貴社のシステム仕様に完全に適合する専用用紙を製造します。

1mm単位で調整可能。複雑な「変則ミシン」も実現
当社のオーダーメイド加工では、ミシン目の位置を自由に設定可能です。
市販されている2分割・3分割といった等間隔のミシン目とは異なり、「上から100mmの位置に1本、そこから5mm下にもう1本」といった変則的なピッチにも対応します。
必要な部分だけを切る「ジャンプミシン(T字)」
単純な直線だけでなく、ミシン目を途中で止める「ジャンプミシン加工」が可能です。
これにより、用紙の端から端まで切り落とすことなく、必要なエリアだけを切り取る加工が実現します。
活用例: コンビニ振込票付きの請求書、キリトリ線付きのクーポン、L字型の切り取り枠など。
高精度な加工スペック
使用するミシン加工機(VP-53)は、最小9mm間隔でのミシン入れが可能であり、紙端から最小5mmの位置まで加工できます。微細なレイアウト調整が必要なチケットや回数券の作成にも適しています。

郵便局承認もお任せ。「払込取扱票」のオリジナル作成
経理・総務部門からのご相談で特に多いのが、「郵便振替払込請求書兼受領証(払込取扱票)」の作成です。
これらを自社のレーザープリンターで出力する場合、用紙には郵便局が定める厳格な規格(紙質、ミシン目の位置、赤枠の色など)をクリアする必要があります。
当社では、郵便局用の規格である「上質紙70kg」を使用した払込票付き用紙の制作実績が多数あります。
制作にあたっては、郵便局との承認確認のやり取りもサポートさせていただいております。規格外で突き返されるリスクを回避し、安心して運用できる帳票を提供します。
在庫リスク不要。「500枚」からの小ロット生産
オーダーメイドの帳票作成において、最大のネックとなるのが「発注ロット」です。通常、特注品は数千枚、数万枚単位での発注が条件となることが多く、保管スペースの確保や在庫リスクが課題となります。
フジイ印刷では、色のないマイクロミシン加工や穴あけ加工を含む全てのパターンにおいて、「500枚単位」からの小ロット注文に対応しています。
支店や部署ごとに異なるレイアウトの帳票
法改正やシステム更新までのつなぎ利用
使用頻度の低い特殊な契約書
このような用途でも、必要な分だけを無駄なく発注いただけます。在庫品としてのミシンパターンも保有しており、スピーディな納品が可能です。

プリンター適性と後加工への配慮
システム専用用紙として日常的に使用するためには、プリンターでの「通りやすさ(通紙適性)」が不可欠です。
紙詰まりを防ぐ「マイクロミシン」
当社では、切り離しやすさとプリンター搬送時の安定性を両立する「マイクロミシン加工」を採用しています。ミシン目の凸凹を極限まで抑えることで、高速レーザープリンターや複合機での大量出力時も、紙詰まりや重送トラブルを軽減します。
穴あけ・筋入れの同時加工
ミシン目加工と同時に、ファイリング用のパンチ穴(直径4mm~8mm)を開けることも可能です。また、封入封緘機(インサーター)や手作業での封入をスムーズにするための「筋入れ(折り目)」加工や、スリッター加工も行えます。
まとめ:システムに合わせた用紙運用へ
業務システムの仕様に合わせた専用用紙を用意することで、印字ズレや加工の手間といった現場の課題は根本的に解決します。
フジイ印刷では、現在お使いのシステムから出力されるPDFデータや、既存の用紙サンプルをもとに、最適な紙厚とミシン位置をご提案します。既存のコピー用紙を持ち込んでの加工も可能です。
まずは500枚からの試作や、無料サンプルで使用感をお確かめください。

お問い合わせ・サンプル請求
[製品詳細] ミシン目入りプリンター用紙の仕様詳細

この記事の監修者
藤井 聡|代表取締役
業務印刷の未来を探求し、中小製造業向けのALL IN ONEクラウドERPやAIO向けLP制作ツールをリリース。2019年に社内の事務職ゼロを達成し、クラウド実践大賞岡山大会で発表。京セラの稲盛和夫氏とゲーム作家の米光一成氏の考え方を取り入れた会社の仕組みづくりを推進中。
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