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公開日:2024.10.11
厚紙に印刷したい場合の選択肢とは?家庭やオフィスで印刷したい場合の注意点を徹底解説!

厚紙への印刷を検討している方で、印刷の方法について知りたい方もおられるのではないでしょうか。家庭用やオフィスプリンターで厚紙を印刷する場合、紙詰まりや印刷不良、故障につながる可能性が高いため注意してください。
本記事では、厚紙に印刷したい場合の選択肢や家庭用プリンター・オフィスプリンターで印刷したい場合の注意点をご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

用紙の厚みと単位
まずは、用紙の厚みと単位について解説します。
身近な用紙の厚み
紙の厚さの単位
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
身近な用紙の厚み
身近な用紙の厚みは、以下のとおりです。
用紙の種類 | 厚さ(mm) |
スーパーのレシート | 0.04~0.05 |
おみくじ | 0.05 |
ティッシュ | 0.08 |
商品券 | 0.12~0.13 |
模造紙 | 0.15~0.20 |
電車の切符 | 0.21~0.25 |
表彰状 | 0.26~0.30 |
名刺 | 0.31~0.35 |
封筒 | 0.36~0.40 |
コースター | 1.00 |
免許証 | 2.00 |
このように、紙の種類によって厚さは異なり、目的に応じて最適な用紙が使い分けられています。
紙の厚さの単位
紙の厚さは「mm」や「cm」ではなく、「㎏」や「g/㎡」といった単位で表されます。これを「斤量」や「坪量」と呼んで、1,000枚の紙を積んだ時の重さや、1平方メートルあたりの重さを示しています。
たとえば、「コート紙90㎏」や「120g/㎡」というように記載され、紙の厚みや質感を比較する際に使われるのが一般的です。これにより、同じサイズの紙でも質感や高級感を比較できます。
家庭用プリンターやオフィスで厚紙に印刷したい場合の注意点は3つ
次に、家庭用プリンターやオフィスで厚紙に印刷したい場合の注意点について解説します。
手差しトレイを利用する
1枚ずつ用紙をセットする
メンテナンスを欠かさない
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.手差しトレイを利用する
まず、それぞれのプリンターで印刷できる紙の厚さを確認しましょう。家庭用プリンターでは、0.25mm〜0.30mm程度、オフィス向けのプリンターでも、0.4〜0.5mm程度が許容範囲です。この厚さ以上の用紙を無理に印刷しようとすると、プリンターが故障するおそれがあるため注意してください。
また、印刷前には、必ずプリンターの設定で厚紙印刷を選択して、手差しトレイを指定しましょう。さらに、用紙もセット位置に正しくセットしないと紙が斜めに取り込まれ、紙詰まりの原因になります。
LAN接続の場合は、ドライバ設定から印刷設定を変更できます。印刷が終わったら、ほかの人が使いやすいように、設定を普通紙に戻すのも忘れないようにしてください。
2.1枚ずつ用紙をセットする
熱処理を受けた厚紙は反りやすく、紙詰まりの可能性があります。このため、連続印刷は避けて、1枚ずつ手動で用紙をセットしましょう。
さらに、折り目やカールがある紙も詰まりの原因になるため、使用前に整えてからセットしてください。また、プリンターの設定を超えた厚い紙を無理に印刷すると、機械に負担がかかり故障の原因になりかねないため、絶対に避けましょう。
3.メンテナンスを欠かさない
紙詰まりや印刷不良を防ぐためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。使用頻度によってはよごれが溜まりやすくなり、故障の原因につながります。
このため、定期的にクリーニングを実施して、給紙ローラーの状態を確認しましょう。また、厚紙印刷をする場合は、無理な連続印刷は避けて、1枚ずつ給紙するとトラブルを軽減できます。
厚紙に印刷したい場合の選択肢
自宅のプリンターで厚紙印刷を試みても、機種によっては対応できない場合があります。無理に印刷を続けると、紙詰まりや印刷不良などのトラブルが起こる可能性が高いため、注意しなければなりません。
厚紙や印刷の仕上がりにこだわる場合は、印刷会社へ依頼するのがおすすめです。ネットで簡単に印刷を依頼できるサービスも多く、用紙の種類や厚さを自由に選べる点が魅力です。

さらに、オンデマンド印刷であれば、少ロットからも注文可能で、割安で利用できます。また、業者によって送料も異なるため、事前に確認してから依頼するようにしましょう。
なお、厚紙印刷を小ロットから依頼できる印刷会社については、こちらの記事で解説しています。
関連記事:厚紙印刷を小ロットから依頼できる印刷会社3選|個人で印刷する場合の注意点もご紹介!
厚紙に印刷したいでよくある3つの質問
最後に、厚紙に印刷したいでよくある質問について紹介します。
質問1.厚紙を取り扱う際の注意点は?
質問2.厚紙が詰まってしまった場合の対処法は?
質問3.厚紙印刷におすすめの印刷用紙とは?
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
質問1.厚紙を取り扱う際の注意点は?
厚紙を取り扱う際の注意点は、以下のとおりです。
罫割れ
厚紙でパッケージを作る際に起こりやすいトラブルで、紙を折り曲げた時に印刷面が剥がれて、ほかの紙色が見える。罫割れを防止するのは難しいが、先に折り目(スジ)を入れておくと発生しにくい
重量過多
厚紙はコピー紙に比べて、3〜4倍の重量があるため、持ち運びで問題が発生したり、輸送コストが増加したりする可能性がある。このため、持ち運びやコストに注意が必要
印刷不良
厚紙を印刷する場合、プリンターの仕様を超えた厚さの紙を使用すると紙切れや印刷不良が起こりやすい。このため、印刷機に対応した厚さの紙を選ぶことが大切になる
質問2.厚紙が詰まってしまった場合の対処法は?
厚紙を印刷中に紙詰まりが発生した場合、無理に引き抜くのは避けてください。強引に取り出すと、プリンター内部のローラーや感光ドラムなどの大切な部品が破損する可能性があります。
機種によっては、一度プリンターの電源を落とせば、自動的に紙が排出される場合があります。それでも解消しない場合は、プリンターのカバーを開け、説明書を参考にしながら慎重に詰まった紙を取り除きましょう。
質問3.厚紙印刷におすすめの印刷用紙とは?
厚紙印刷におすすめの印刷用紙は、以下のとおりです。
アートポスト
アート紙は表面が非常にやわらかくて光沢がある。また、発色がよいため、デザインや写真などの細かいディテールも美しく再現できる
マットポスト
厚みと硬さが特徴的で高い耐久性があり、手触りが良いため、招待状や名刺、グリーティングカードなどに広く使用されている
ケント紙
滑らかな表面としっかりとした厚みが特徴で、高級感のある仕上がりが求められる印刷物に適している。また、耐久性が高く、インクのにじみも少ないため、名刺やカード、ポスターなどに使用されるケースが多い
まとめ
本記事では、厚紙に印刷したい場合の選択肢や家庭用プリンター・オフィスプリンターで印刷したい場合の注意点をご紹介しました。
紙の厚さは「mm」や「cm」ではなく、「㎏」や「g/㎡」といった単位があり、「斤量」や「坪量」と呼ばれています。1,000枚の紙を積んだ時の重さや、1平方メートルあたりの重さを示しています。
また、家庭用やオフィス用のプリンターで厚紙を印刷する場合、必ず手差しトレイに1枚ずつ用紙をセットしましょう。さらに、使用頻度によってはよごれが溜まりやすくなり、故障の原因につながりやすいため、定期的なクリーニングやメンテナンスが欠かせません。
しかし、自宅やオフィスのプリンターで厚紙印刷を試みても、機種によっては対応できない場合があります。厚紙や印刷の仕上がりにこだわる場合は、印刷会社への依頼がおすすめです。
なお、「フジイ印刷」では、1.5mmまでの厚みに対応した厚紙印刷を提供しています。ビジネスに必要な名刺やはがき、コースターなどの商品を小ロットから製作していますので、お気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者
吉田光咲|営業部
大学でファッションデザインを専攻し、卒業後はグラフィックやWEBデザインなど、幅広い分野でデザインの仕事をしてきました。2024年にフジイ印刷に入社し、毎日新しいことを学んでいます。お客様の視点に立って、最適なデザインを提案できる営業を目指しています。
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