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公開日:2024.12.9

フライヤーに使用される用紙の種類は5つ|一般的なサイズやよくある質問も詳しくご紹介!

フライヤーを作成する際に、どのような用紙を選べばよいのか悩まれている方もおられるのではないでしょうか。用紙の種類によって、フライヤーの仕上がりや印象が大きく異なるため、用紙ごとの特徴を理解しておくことが大切です。

本記事では、フライヤーに使用される用紙の種類や一般的なサイズをご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

フライヤーとは?

フライヤーは、英語の「flyer」を語源とする言葉で、空を飛ぶものを指します。歴史的には、印刷物を空から撒く方法が採用されていた時期があり、これがフライヤーと呼ばれている背景です。

現代のフライヤーは、用紙サイズがチラシよりも小さい傾向があり、大きいものでA4サイズ、小さいものはポストカード程度のA6サイズが一般的です。

また、耐久性や見栄えを考慮して、厚手の紙がよく使用されています。イベントやプロモーションの場では、小型でオリジナリティのあるフライヤーが配布されるケースが多い傾向です。

一般的なサイズ

印刷物には用途に応じた特徴があり、サイズや素材の選定が大切です。チラシは、広範囲に情報を届ける手段として、大量配布に適したデザインが求められます。

たとえば、手渡しやポスティングには、A4・B5サイズが一般的で、新聞の折り込み広告の場合、2つ折りでは、A3・B3、折らない場合はA4・B4が標準になります。

一方、フライヤーは、小型で特別感のあるデザインが主流です。A6サイズやポストカードサイズが一般的ですが、ユニークな印象を与えるために、特殊な紙や変形サイズが選ばれる場合もあります。

このように、用途に合わせた用紙の選択が、効果的なプロモーションを実現するポイントになります。

フライヤーに使用される用紙の種類は5つ

次は、フライヤーに使用される用紙の種類について解説します。

  • 光沢紙(コート紙)

  • 普通紙(上質紙)

  • マットコート紙

  • ユポ紙

  • 再生紙

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.光沢紙(コート紙)

光沢紙(コート紙)は、表面に光沢があり、高い発色性を持つ紙として、さまざまな印刷物に使用されています。この紙は、上質紙に塗料でコーティングを施したもので、写真や鮮やかなカラー画像を使うデザインに最適です。

ファッションカタログやポスター、フライヤーなどでは、色彩の鮮明さや高級感が求められるため、光沢紙が選ばれるケースが多い傾向です。また、光沢紙は乾燥が早く、印刷後に大量に重ねても裏移りしにくいというメリットがあります。

しかし、表面が滑らかで筆記性に乏しいため、書き込み用途には適していません。スタンプやメモが必要な場面では、普通紙や筆記性の高い紙がおすすめです。

2.普通紙(上質紙)

上質紙は、パルプを原料に作られた未加工の紙で、白色度の高さと滑らかな質感が特徴です。さらに、文字やイラストを印刷しても裏側が透けにくく、視認性がよいというメリットがあります。一方で、表面に光沢がないため、色の鮮やかさや再現性は光沢紙やマットコート紙に劣ります。

この特性から、上質紙は鮮やかな写真を用いるデザインよりも、文字情報を中心とした印刷物に最適です。また、高い筆記性を持つため、メモ欄付きのフライヤーやアンケート用紙、スタンプラリーカードとしても活用されています。

3.マットコート紙

マットコート紙は、光沢を抑えた上品な質感が特徴の用紙です。この紙は、光沢紙ほど発色性は高くありませんが、イラストや文字を中心としたデザインには適しており、視認性が良く、読みやすい仕上がりになります。たとえば、会社案内や名刺など、文字情報とビジュアルのバランスを重視する印刷物におすすめです。

一方で、インクが乾きにくい特性があるため、大量のインクを使うデザインや、インクジェットプリンターでの使用には注意が必要です。控えめな発色とマットな質感が、洗練された印象を演出したい場合に活用されます。

4.ユポ紙

ユポ紙は、耐水性と耐久性を兼ね備えた特殊な合成紙で、パルプではなくポリプロピレンを原料としています。このため、水に濡れてもふやけたり、形状が崩れたりする心配がありません。また、引き裂きに強く、紙袋や屋外での使用にも適した強度が特徴です。

このため、野外イベント用のフライヤーや、長期間掲示するポスターなどに最適です。さらに、しっかりとした素材感があるため、高品質でプロフェッショナルな印象を与える印刷物にも利用されています。

5.再生紙

環境保護の観点から選ばれる再生紙は、古紙を原料として製造されており、公共機関や企業の環境への取り組みをアピールする際に最適です。「再生上質紙」「再生コート紙」「再生マットコート紙」などの種類があり、非再生紙と比べると少しだけくすみがあるのが特徴です。

また、持続可能な資源利用を推進する姿勢を示すため、名刺やパンフレット、フライヤーなどに採用されるケースが増えています。環境意識の高いデザインを実現するための選択肢として、幅広い用途で活用されています。

フライヤーの用紙でよくある3つの質問

最後に、フライヤーの用紙でよくある質問について紹介します。

  • 質問1.フライヤーの特徴と代表的な使用例は?

  • 質問2.フライヤーとチラシの違いとは?

  • 質問3.フライヤー用紙の厚みの種類は?

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

質問1.フライヤーの特徴と代表的な使用例は?

フライヤーは、加工時間が短く、大量印刷がスムーズであるため、迅速に情報を届けるためのツールとして優れています。また、情報を片面または両面に凝縮して伝えるため、他の印刷物よりも軽量でコンパクトな作りが特徴です。

たとえば、新商品やサービスの紹介、イベントの告知、店舗オープンの宣伝に広く利用されています。さらに、映画館や美術館の案内や、劇場やコンサートのチラシとしても効果的です。シンプルかつ迅速な情報伝達を求める場面におすすめです。

質問2.フライヤーとチラシの違いとは?

フライヤーとチラシの違いは、用途やデザインです。チラシは、大量配布を目的としており、薄い紙に印刷された低コストのA4やB4サイズのものが一般的です。新聞の折り込み広告やポスト投函用として利用され、販促色が強いデザインが多い傾向にあります。

一方、フライヤーは、ライブやイベントなどの告知でよく使われ、A6やポストカードサイズといったコンパクトで厚めの紙が特徴です。さらに、フライヤーはユニークな形状や装飾が施される場合があり、デザイン性が重視される点でチラシと異なります。近年では、両者の使われ方が重なる場面も増えています。

質問3.フライヤー用紙の厚みの種類は?

フライヤー用紙にはさまざまな厚みがあり、用途に応じた選択が大切です。厚みの種類は、以下があげられます。

  • 58キログラム

軽量で手触りは、やや薄手なため、ビラやチラシ、新聞折込に最適。さらに、コストパフォーマンスにも優れている

  • 70~73キログラム

コピー用紙に近い厚さで、ポスティング用チラシや大量配布におすすめ

  • 90キログラム

イベントなどで配られるフライヤーに多く使われており、見た目の信頼感を高める

  • 110キログラム以上

パンフレットや名刺などで高級感を求める場合は、110キログラム以上の厚みがおすすめ。また、135キログラムは特殊な加工やリーフレットに最適で、存在感のある仕上がりになる

なお、厚紙印刷については、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:厚紙印刷とは?主な用途や印刷方法、おすすめの印刷用紙まで詳しくご紹介します!

まとめ

本記事では、フライヤーに使用される用紙の種類や一般的なサイズをご紹介しました。

フライヤーは、英語の「flyer」を語源としており、イベントや商品を広く告知するための印刷物です。A6サイズやポストカードサイズが一般的ですが、ユニークな印象を与えるために、特殊な紙や変形サイズが選ばれる場合もあります。

たとえば、光沢紙(コート紙)は写真やデザインを鮮やかに見せたい場合に適しており、普通紙(上質紙)は文字情報を中心とした印刷物におすすめです。さらに、マットコート紙は光を抑えた落ち着いた質感が特徴で、ユポ紙は耐水性が必要な屋外利用に便利です。

また、環境に配慮した再生紙も注目されています。このように、フライヤーの目的やデザインに合った用紙を選び、魅力的な仕上がりを目指しましょう。

なお、「フジイ印刷」では、箔押し印刷や活版印刷、エンボス加工などの特殊印刷を提供しています。ビジネスに必要な名刺やDMハガキ、フライヤーなどの商品を小ロットから製作していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

吉田光咲|営業部

大学でファッションデザインを専攻し、卒業後はグラフィックやWEBデザインなど、幅広い分野でデザインの仕事をしてきました。2024年にフジイ印刷に入社し、毎日新しいことを学んでいます。お客様の視点に立って、最適なデザインを提案できる営業を目指しています。

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