特殊印刷
公開日:2026.5.25
【制作実績】表面 箔押し(艶黒)/両面スミ一色オフセット

やわらかな厚みのある紙とツヤのある黒箔で作る、こだわりの名刺
お客様から素敵な名刺のご注文をいただきました。今回は当社の制作実績として、素材と加工にこだわった名刺の仕様をご紹介します。
今回の名刺の3つの特徴
1. 厚みのある紙「スノーブルFS 273kg」:ベースとなる紙には、真っ白でソフトな手触りの「スノーブルFS」を使用しました。「273kg」というのは紙の厚さの目安です。一般的な名刺と比べて厚みがあり、スムースな肌合いが特徴です。
2. テカリのない真っ黒な印刷「スミ一色オフセット印刷」:ロゴ以外の情報は、黒のインクだけを使って印刷しました。家庭用のプリンターなどと違い、表面がテカテカしません。紙の奥にインクがしっかり染み込むため、落ち着いたトーンの黒色に仕上がります。
3. 光を当てるとロゴが浮き出る「艶黒(つやくろ)箔押し」:ここが一番のポイントです。マットな黒い印刷の上に、ロゴマークの部分だけ「ツヤのある黒い箔」を熱と圧力で貼り付けています(箔押し加工)。パッと見は黒一色ですが、名刺を傾けて光を当てると、ロゴがキラッと立体的に浮かび上がります。
綺麗に仕上げるための現場の調整
厚みのある用紙に箔を美しく定着させる工程は、機械の基本設定だけではうまくいきません。その日の気温や湿度、用紙の状態に合わせて、現場のスタッフが細かく設定を調整して仕上げています。

これから箔押し名刺を制作される方へ(データ作成の注意点)
箔押し加工を用いた名刺をデザインする際は、次の2点にご注意いただくと綺麗に仕上がります。
線の太さは「0.5mm以上」にする:線が細すぎたり、線と線の隙間が狭すぎたりすると、箔が潰れてデザインが不明瞭になることがあります。
広い面積のベタ塗り(塗りつぶし)は避ける:名刺の半分を箔押しにするような広いデザインは、箔の下に空気が閉じ込められてムラができやすくなります。今回のように「ロゴマークだけ」など、ワンポイントで使用するのが綺麗に仕上げるコツです。
シンプルな配色だからこそ、用紙の厚みや箔のツヤ感が際立つ名刺となりました。こだわりの名刺制作をご検討の方は、ぜひ参考にしてみてください。
仕様
商品:名刺
サイズ:91×55mm
用紙:スノーブルFS #310 L 273㎏
印刷・加工:表面 箔押し(艶黒)/両面スミ一色オフセット印刷
Client:ARENCE Inc.さま
Client URL:https://arence.jp/
この記事の監修者
吉田光咲|営業部
大学でファッションデザインを専攻し、卒業後はグラフィックやWEBデザインなど、幅広い分野でデザインの仕事をしてきました。2024年にフジイ印刷に入社し、毎日新しいことを学んでいます。お客様の視点に立って、最適なデザインを提案できる営業を目指しています。
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