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公開日:2024.11.25
DMハガキとは?メリット・デメリットや作成する際のポイントをご紹介します!

DMハガキは、直接顧客の手元に情報を届けるため、高い反応率が期待できます。しかし、適切な効果を得るためには、正しいデザインや内容の工夫が欠かせません。
本記事では、DMハガキの概要やメリット・デメリット、作成する際のポイントをご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

DMハガキとは?
ダイレクトメール(DM)ハガキは、個人や企業に対して情報を届ける手段として利用されるツールです。主に商品やサービスの紹介、イベントやセミナーの案内、キャンペーン情報などを案内するのが一般的です。
DMハガキは、封筒に入れずに内容をそのまま伝えられるため、開封の手間がなく、受取人に即座に情報を届けやすいメリットがあります。近年ではネット印刷の普及により、個人でもDMハガキの利用が増え、販促効果を意識したデザインや用紙選びが重要視されています。
DMハガキの種類
次は、DMハガキの種類について紹介します。
圧着の有無
サイズ
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
圧着の有無
圧着ハガキは、特別な糊を使用して折りたたみ、プレス加工を施したハガキです。表面と裏面に加え、中面にも情報を載せられるため、通常のはがきよりも多くの内容を届けられます。
また、プライバシーに配慮しなければならない情報を含む際にも適しており、封筒に比べて開封率が高い傾向にあります。また、通常のはがきは圧着加工がない分、手軽に内容を確認できるため、閲覧率が高まる点がメリットです。
サイズ
はがきにはさまざまなサイズが揃っていますが、一般的によく使用されるサイズは以下のとおりです。
定形ハガキ
日本郵便の通常サイズ(100×148mm)と同じため、ポストカードDMとしても利用できる
A4ハガキ
A4サイズ(210×297mm)の大判はがきで、定形ハガキに比べて多くの情報を載せられる
ほかにもA5やロングサイズなど、さまざまなバリエーションがあり、企業によって紙質やデザインにも工夫が凝らされています。
DMハガキのメリットは3つ
次は、DMハガキのメリットについて解説します。
開封率が高い
ターゲット層を絞りやすい
表現力に優れている
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.開封率が高い
一般社団法人日本ダイレクトメール協会の調査によると、DMの開封・閲覧率はメルマガよりも高く、利用経験のある企業から送付されたDMの開封率は、93%と非常に高いです。
また、メルマガの開封率は20%に対して、クーポンや特売情報を含むDMの開封率が53%で、DMのほうが受取人の関心を引きやすい傾向です。
ハガキ形式のDMは、手軽に確認できるため、開封率や閲覧率が高まる要因となっています。さらに、Web広告と比べても、紙媒体のDMは視認性が高く、情報が受け手に届きやすい効果があります。
参考:DMメディアの現状|一般社団法人日本ダイレクトメール協会
2.ターゲット層を絞りやすい
DMハガキは、送付後の反応データを分析して、次のマーケティング戦略に活用できるツールです。たとえば、送付したDMに対する反応率や特定の年齢層・地域からのレスポンスを把握すれば、ターゲット層を明確に絞り込めます。
さらに、個人宛ての名前入りDMは開封率が高いため、ピンポイントで訴求する効果が期待できます。このようなデータ活用により、より効果的な顧客アプローチが実現できます。
3.表現力に優れている
紙媒体のDMハガキは、デザインだけでなく、手触りや質感を通じてメッセージを強く伝えられます。たとえば、箔加工やエンボス加工などの特殊な印刷技術を施すと、視覚だけでなく触覚にも訴えかけられます。
また、型抜きされた独特な形状や厚みのある紙質などの工夫は、実際に触れたり、見たりできる点が魅力です。このような素材や加工を活用すれば、デジタル媒体では得られない表現力が発揮でき、受け手の印象に深く残る強みがあります。
なお、特殊印刷の主な種類や活用方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:特殊印刷とは?その種類や主な活用方法、よくある質問まで詳しく解説します!
DMハガキのデメリットは3つ
次は、DMハガキのデメリットについて解説します。
費用が高い傾向にある
手間がかかる
情報量が限られる
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.費用が高い傾向にある
DMハガキは、個別にカスタマイズした内容を印刷会社に依頼するケースが多いため、制作費が高くなる傾向があります。さらに、折り込みチラシやポスティングと異なり、DMには郵送費用も必要となるため、全体のコストが割高になります。
しかし、その分、ターゲットに合わせたパーソナライズが可能で、受け手の反応を引き出しやすい点が特徴です。
2.手間がかかる
DMハガキは、顧客ごとに内容を個別に調整するため、事前の情報収集やデータ管理が欠かせません。また、デザインや企画の段階で細かい調整が必要になり、制作から発送に至るまで多くの工程を経るため、手間がかかりやすくなります。
しかし、このプロセスにより、それぞれの顧客に合わせたメッセージが届けられ、効果的なマーケティング手法としての価値は高まります。
3.情報量が限られる
DMハガキは、コンパクトなサイズのために情報量が制限されてしまいます。通常の官製ハガキサイズ(100×148㎜)では、新商品の詳細やサービスのメリットを詳しく伝えるのが難しく、簡潔なポイントに絞った内容しか記載できません。
個別の挨拶やパーソナライズされたメッセージを載せる際には、限られたスペースに収める必要があります。このため、情報を充実させたい場合には、圧着ハガキやQRコードを併用して、追加情報をオンラインで確認できるように工夫する方法がおすすめです。
DMハガキを作成する際のポイントは3つ
次は、DMハガキを作成する際のポイントについて解説します。
テーマカラーやフォントは商材にあわせる
視線を意識して内容を配置する
余白を意識する
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.テーマカラーやフォントは商材にあわせる
キャッチコピーを効果的に伝えるためには、使用する色やフォント選びが大切です。魅力的なデザインや内容であっても、商材のイメージと異なる色やフォントを使用すると、印象が大きく変わり、意図が伝わりにくくなる可能性があります。
このため、商材や伝えたいメッセージに沿ったテーマカラーやフォントを慎重に選び、統一感を持たせると、視覚的な訴求力を高められます。
2.視線を意識して内容を配置する
印刷物を読む際の視線の動きには、Z型やN型のパターンがあるため、これらに合わせたレイアウトが大切です。紙媒体のDMハガキやチラシでは、多くの人がZ型の視線で内容を追うため、この特徴を意識してデザインを構成すれば、自然な流れで情報が伝わりやすくなります。
また、横書きのデザインに適したZ型に対して、縦書きの新聞や小説ではN型の視線が用いられます。このような視線の動きを踏まえて、読みやすく効果的なデザインを追求してください。
3.余白を意識する
適切な余白を取り入れると、視覚的なバランスが整い、全体が見やすくなります。余白があると、特定の情報が際立ち、視線が自然に重要な要素に集中しやすくなるため、デザインにメリハリが生まれます。
一方、家電やスーパーのチラシの用に文字や情報を詰め込み、賑やかさを演出する方法も効果的です。このように、目的に応じて、余白の使い方を工夫しましょう。
DMハガキでよくある3つの質問
最後に、DMハガキでよくある質問について紹介します。
質問1.DMハガキの作成で失敗しないポイントは?
質問2.特殊印刷や特殊加工の費用はどのくらい?
質問3.DMハガキを作成する際の注意点は?
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
質問1.DMハガキの作成で失敗しないポイントは?
DMハガキでの施策を成功させるには、「誰に」「何を」「どう届けるか」を明確にしましょう。目的に応じて、リストを作成し、購買履歴などにもとづいた個別対応の内容を考えると、効果的なアプローチが可能です。
また、視覚的なインパクトを与えるデザインも欠かせません。記憶に残るビジュアルとともに、受け手に刺さるメッセージを作ると、Web広告やメルマガにはない伝達力を発揮できます。
質問2.特殊印刷や特殊加工の費用はどのくらい?
印刷費用は、選択する印刷方式や加工内容、使用する素材の種類により大きく変動します。特殊な用紙や仕上げ加工を採用する場合、コストが上がる傾向があるため、予算のバランスを考慮しなければなりません。
DMハガキを作成する際には、効果的でありながら費用を抑えられる印刷手法を検討する必要があります。このため、信頼できる印刷会社へ相談し、予算内での最適なアドバイスを提案してもらいましょう。
なお、箔押し印刷が安いおすすめの印刷会社については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:箔押し印刷が安いおすすめの印刷会社5選|印刷会社の選び方や費用相場を詳しくご紹介!
質問3.DMハガキを作成する際の注意点は?
DMハガキのデザインをする際には、大切な要素を端に配置しないように注意しましょう。デザインが仕上がった際、文字や画像が切れてしまうと意図が伝わりにくくなります。
また、写真を使用する場合、解像度は350dpi以上がおすすめです。低解像度の写真では印刷時に粗さが目立ち、仕上がりの質を損なう可能性があります。さらに、無料テンプレートを使用する場合、同一サイトでの印刷注文が必要か、事前に確認しておきましょう。
まとめ
本記事では、DMハガキの概要やメリット・デメリット、作成する際のポイントをご紹介しました。
DMハガキは、個人や企業に対して情報を届ける手段として利用されるツールです。主に商品やサービスの紹介、イベントやセミナーの案内、キャンペーン情報などをPRするのが一般的です。
また、DMハガキの種類としては、圧着タイプや定形ハガキ、A4ハガキなどさまざまな選択肢があります。これらのメリットとしては、ターゲット層を絞りやすく、表現力にも優れており、高い開封率が期待できる点です。
しかし、デメリットとして、個別にカスタマイズした内容を印刷会社に依頼しなければならないため、制作費が高くなり、手間がかかる点が挙げられます。さらに、限られたスペースに情報量を入れ込むための工夫も欠かせません。
なお、「フジイ印刷」では、箔押し印刷や活版印刷、エンボス加工などの特殊印刷を提供しています。ビジネスに必要な名刺やDMハガキなどの商品を小ロットから製作していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者
吉田光咲|営業部
大学でファッションデザインを専攻し、卒業後はグラフィックやWEBデザインなど、幅広い分野でデザインの仕事をしてきました。2024年にフジイ印刷に入社し、毎日新しいことを学んでいます。お客様の視点に立って、最適なデザインを提案できる営業を目指しています。
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