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公開日:2024.12.16
【目的別】おすすめのフライヤーサイズ|サイズを考える際のポイントも詳しく解説します!

フライヤーを作成する際に、どのようなサイズを選べばいいのか悩まれている方もおられるのではないでしょうか。フライヤーのサイズは、目的や配布方法によって正しいものを選ぶ必要があります。
本記事では、目的別のおすすめのフライヤーサイズやサイズを考える際のポイントをご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

フライヤー・チラシに使用されているサイズの一覧
まず、フライヤー・チラシに使用されているサイズの一覧について解説します。
A判サイズ
B判サイズ
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
A判サイズ
A判の用紙規格は、ドイツで制定された工業規格に由来しており、現在ではISO216として国際標準化されています。この規格は、長方形の辺の比が1:√2という「白銀比」にもとづいており、安定した美しい形状として広く採用されています。
なお、A判の種類やサイズは、以下のとおりです。
用紙の規格 | サイズ(単位:mm) |
A1 | 841×594 |
A2 | 592×420 |
A3 | 420×297 |
A4 | 297×210 |
A5 | 210×148 |
A6 | 148×105 |
A7 | 105×74 |
サイズは、面積が半分ずつ小さくなり、A1、A2、A3と順に展開されます。フライヤーやポスターではA3〜A6サイズが一般的に使用され、さまざまな印刷用途に対応できる規格として、印刷業界やビジネス文書などで幅広く利用されています。
B判サイズ
B版の用紙サイズは、日本独自の歴史を背景に持つ規格で、江戸時代の和紙「美濃紙」が起源とされています。
なお、B版の種類やサイズは、以下のとおりです。
用紙の規格 | サイズ(単位:mm) |
B1 | 1030×728 |
B2 | 728×515 |
B3 | 515×364 |
B4 | 364×257 |
B5 | 257×182 |
B6 | 182×128 |
B7 | 128×91 |
B8 | 91×64 |
このB版は、長方形の比率に白銀比を採用しており、国際規格であるISO216と、日本国内のJIS規格の2種類が存在します。面積が半分ずつ縮小され、ポスターや看板で使用されるB1、B2サイズから、フライヤーや冊子に適したB4〜B6サイズなど、幅広い用途に対応可能です。
また、大学ノートやコピー用紙として普及しているサイズもJIS規格にもとづいており、これらの用紙規格は日本国内での印刷や製本の効率性を支えています。
フライヤーのサイズを考える際のポイントは3つ
次に、フライヤーのサイズを考える際のポイントについて解説します。
目的や用途を明確にする
コストパフォーマンスを意識する
競合と比較する
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.目的や用途を明確にする
顧客に持ち運んでもらいたい場合は「A5」や「B5」のようなコンパクトなサイズが適しており、情報を多く盛り込みたい場合は「A4」が理想的です。さらに、紙質も選択のポイントになります。
たとえば、用紙への記入を求める場合には上質紙が適しており、写真やビジュアル重視のデザインにはコート紙がおすすめです。また、価格だけを基準にせず、目的に応じて最適な選択をすると、フライヤーの効果を最大限に引き出せます。
2.コストパフォーマンスを意識する
フライヤー作成において、サイズが小さいほど印刷費用は抑えられますが、掲載できる情報が限られるため、目的に応じた適切なサイズ選びが求められます。また、紙質もコストに影響を与える大切な要素の1つです。
上質紙は比較的安価で汎用性が高く、コート紙やマットコート紙は見栄えがよいため、用途やターゲットに応じて、これらを選択する必要があります。価格を重視するあまり、見栄えや機能を損なうと、結果的に販促効果が薄れかねません。
つまり、目的に応じた最適なコストと効果のバランスが大切です。
3.競合と比較する
競合他社のチラシがどのようなサイズや紙質、デザインを採用しているのかを把握すれば、自社との差別化ポイントを見つけられます。しかし、単に他社を模倣するだけでは埋もれてしまう可能性が高いため、独自性を持った工夫が欠かせません。
たとえば、インパクトのあるキャッチコピーや目を引くビジュアルを取り入れると、消費者の興味を引きやすくなります。また、他社の成功例だけでなく、改善が必要と思われる事例も参考にすると、より効果的なアイデアを生み出せます。
【目的別】おすすめのフライヤーサイズ
次は、目的別のおすすめのフライヤーサイズについて紹介します。
新聞折込チラシで使用されるサイズ
ポスティングで使用されるサイズ
コストを抑えたい場合におすすめのサイズ
情報を盛り込みたい場合におすすめのサイズ
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
新聞折込チラシで使用されるサイズ
新聞折込チラシで一般的なサイズはB4です。このサイズは新聞紙に収まりやすく、大量配布にも最適です。また、高速印刷機との相性もよいため、効率的に制作できます。一方で、配布枚数や地域によっては、A4サイズ以下の小さいサイズを選ぶと、コストを抑えられる場合もあります。
しかし、A6サイズのような小型のチラシでは、一部地域で折込料金が割高になるケースもあるため注意が必要です。印刷や折込の費用は業者や地域によって異なるため、事前に見積もりを確認して、自社の予算や目的に合ったサイズを選びましょう。
ポスティングで使用されるサイズ
ポスティングに最適なサイズとしてよく選ばれるのはA5やA4サイズです。これらのサイズは、ポストに直接投函する際に折り曲げる必要がなく、家庭へのスムーズなアピールが可能です。A5サイズはコンパクトで取り扱いやすいため、多くのポスティング用途に活用されています。
しかし、情報量が限られるため、デザインやレイアウトで内容を簡潔かつ効果的に伝える工夫が求められます。一方、B4サイズは情報量が多く載せられる反面、折り加工が必要となりコストが増加するため、ポスティングにはあまり選ばれません。
コストを抑えたい場合におすすめのサイズ
フライヤー制作でコスト削減を考える場合、小さい用紙サイズを選ぶと印刷費用を抑えられる可能性があります。しかし、費用の削減を意識するあまり、必要な情報を省いてしまうと効果が低下するリスクも伴います。
このため、単にサイズを小さくするのではなく、伝えたい内容を効果的にまとめる工夫が大切です。レイアウトやフォントの工夫で情報をわかりやすく整理しつつ、視認性を確保するようにしましょう。
情報を盛り込みたい場合におすすめのサイズ
A3サイズは、広い印刷面を活かして多くの情報を掲載できる点が特徴です。アパレルショップや量販店の特売情報、新築マンションの入居案内など、視覚的なインパクトが求められる場面で利用される場合が多いです。
大きな写真や詳細な商品情報をしっかりと伝えたい場合、A4サイズでは収まりきらない内容を効果的に配置できます。また、新聞折込に使用する際には二つ折りにして配布可能なため、用途の幅が広がります。
一方で、情報を詰め込みすぎず、適切に整理して視認性を確保することが大切です。予算やデザインとのバランスを考慮し、見やすく効果的なフライヤーを作成しましょう。
フライヤーのサイズでよくある3つの質問
最後に、フライヤーのサイズでよくある質問について紹介します。
質問1.フライヤーの定番サイズは?
質問2.魅力的なフライヤーをデザインするポイントは?
質問3.フライヤーにおすすめの用紙は?
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
質問1.フライヤーの定番サイズは?
A4サイズは、チラシや書類で広く使用されている汎用性の高いサイズです。このサイズは手渡しに適しているだけでなく、ポスティングや新聞折込にも対応しやすい特徴があります。また、A4チラシは三つ折りにすることで封筒に収められるため、ダイレクトメールとしての利用も便利です。
さらに、1枚もののパンフレットや案内資料としてもよく採用されており、三つ折り加工を施せば、携帯性や収納性を高められます。
質問2.魅力的なフライヤーをデザインするポイントは?
フライヤーのデザインを効果的なものにするためには、デザインへの注力が不可欠です。限られたスペースを有効活用するため、伝えたい情報を絞り込み、視覚的に整理されたレイアウトを心がけましょう。
情報量が多すぎると見た目が煩雑になり、読者の関心を引きにくくなります。また、季節やテーマに合った色使いを取り入れると、内容に一貫性がうまれ、記憶に残りやすくなります。
さらに、目立たせたい要素を強調するためには、異なる色調の効果的な組み合わせが大切です。同系色ばかりでは平坦な印象を与えるため、背景や文字色にコントラストをつけて視認性を高めましょう。
質問3.フライヤーにおすすめの用紙は?
フライヤーに厚みのある用紙を採用すると、手に取る人に高級感や特別感を与える効果が期待できます。さらに、用紙の特徴を活かせば、フライヤーの目的に合った演出も可能です。
たとえば、光沢があるミラーコート紙は、高級感を演出するのに適しており、耐水性に優れたユポ紙は屋外での配布に最適です。上質紙やマットコート紙も、シンプルなデザインや落ち着いた雰囲気を求める場合におすすめです。
それぞれの用紙の特性を理解して、使用シーンや演出したいイメージにもとづいて適切な選択をすると、チラシの訴求力を高められます。
なお、フライヤーに使用される用紙の種類については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:フライヤーに使用される用紙の種類は5つ|一般的なサイズやよくある質問も詳しくご紹介!
まとめ
本記事では、目的別のおすすめのフライヤーサイズやサイズを考える際のポイントをご紹介しました。
フライヤー・チラシには、A判かB判サイズが使用される場合が多く、それぞれの特徴に応じた用途で使い分けられています。このため、サイズ選びには、目的や用途を明確にして、目的に応じた最適なコストと効果のバランスが大切です。
また、新聞折り込み用ならB4サイズ、ポスティングならA5やA4サイズが適しています。さらに、コストを抑えたい場合は、サイズを小さくするだけでなく、伝えたい内容を効果的にまとめる工夫が大切です。
このように、目的に応じた最適なサイズを選ぶと、効率よくメッセージを伝えられます。用途やコストを踏まえ、適切なサイズでフライヤーを作成してみてください。
なお、「フジイ印刷」では、箔押し印刷や活版印刷、エンボス加工などの特殊印刷を提供しています。ビジネスに必要な名刺やDMハガキ、フライヤーなどの商品を小ロットから製作していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者
吉田光咲|営業部
大学でファッションデザインを専攻し、卒業後はグラフィックやWEBデザインなど、幅広い分野でデザインの仕事をしてきました。2024年にフジイ印刷に入社し、毎日新しいことを学んでいます。お客様の視点に立って、最適なデザインを提案できる営業を目指しています。
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