製造業ブログ

公開日:2020.12.28

カタチにするとアイデアが生まれる。(みんなゲーム化プロジェクト8)

前回「みんなが個性を生かして開発したオリジナル紙文具を、どう使ったり、どう買ってもらったら嬉しいかをイメージして、それぞれでディスプレイしてみる」をテーマにすることになった経緯を書きました。

今回は年末最終日に行った、そのディスプレイの発表の様子と、今後の展開(ミニマム化)について書いてみたいと思います。(2020年12月28日note記事の転載です)

全10種類もあったディスプレイたち

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発表当日、会社のみんなが制作したディスプレイの数は全部で10種類もありました。

2〜3人で1種類の場合もあれば、一人で3種類作った人もいます。

折り畳めるものや、それ自体が紙文具として使えるもの、さらに想像を超えた大きさのものまで個性が溢れていて、それぞれが面白い!

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みんな、雑貨屋さんや地元の観光案内施設、スポーツ用品店など、思い思いの場所に置いてもらう様子を想像して、ディスプレイをカタチにしています。

一番大きかったものは机いっぱいのサイズですが、

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折りたたむと、この通り(ボードゲームのボードみたいです)

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昭和のタバコ屋さんをヒントに

こんなふうにいろんなディスプレイを、それぞれがコンパクトに個性的な表現をしている様子を見ていると、何か一つのテーマでチームを作り、一つのカタチを目指していくやり方では生まれなかったものが生まれてきていると感じます。

これは昨年取り組んだアナログゲーム制作のときも感じていたことですが、個人個人が少し周りに手伝ってもらいながら、自分が好きなものをカタチにするというやり方は、人の本来もっている創造性を呼び覚ます効果があるようです。

そして、その創造的な活動をなんとか事業に結びつけていきたいと考えたときに思い出したのが、昭和のタバコ屋さんでした。

昭和のタバコ屋さんは、最初対面販売しかできませんでしたが、たばこの自動販売機が設置されてからは店先に常駐する必要がなくなったので、店内で外装箱ごと陳列できる駄菓子を売りはじめます。

やがて駄菓子目当てに集まってくる子供たちのために、メンコやベーゴマを売りはじめ、最終的に店先にアイスやビデオゲーム機が並ぶという超変身を遂げます。

駄菓子の知識もほとんどないタバコ屋さんが業態を大きく変化させられたポイントは、駄菓子自体のコンパクトさと、台にパッケージを並べれば陳列が完了する管理の簡単さが大きかったのではないかと思います。

そして、このポイントは今の取り組みにも生かせるのではないかと気づきました。

ミニマルではなくミニマムを目指そう!

ここ10年ほど、ミニマルデザインブームでいろんなものがフラット化されてきました。しかし、そのせいで個性もフラット化してきたと感じています。

昔のタバコ屋さんのように、いろんな個性的でコンパクトな商品が、その世界観を表した外装箱ごとに陳列されて、その一角を眺めるだけで楽しくなるような店作りができる、ミニマルではなくミニマムな商品群。

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これが私たちが目指す方向なのではないかと思います。

そしてこのことに気づけたのは、みんなが「好き」を商品にし、それをどんなふうに使って、買ってもらったら「嬉しい」かをイメージして、カタチにしたからです。

「カタチにするとアイデアが生まれる。」

来年もメーカーらしく、みんなの個性をカタチにして、そこからさらにインスピレーションを受け取りながら、タバコ屋さんのように超変身を遂げる年にしていきます!

これからも「みんなゲーム化プロジェクト」を見守っていただけたら嬉しいです。

この記事の監修者

藤井 聡|代表取締役

業務印刷の未来を探求し、中小製造業向けのALL IN ONEクラウドERPやAIO向けLP制作ツールをリリース。2019年に社内の事務職ゼロを達成し、クラウド実践大賞岡山大会で発表。京セラの稲盛和夫氏とゲーム作家の米光一成氏の手法を取り入れた会社の仕組みづくりを推進中。

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