DX情報

公開日:2021.7.3

無償奉仕活動日「お手伝いDAY」をつくります。〜クラウド働き方改革のススメ12〜

事務がキライなのに事務DXは仕事にしたくない

フジイ印刷では、社員の事務職ゼロを目指す「事務ゼロプロジェクト」を2年前に達成し、同時に余った時間で朝礼を廃止して、朝40分のアイデアミーティングを行っています。(2021年7月3日note記事の転載です)

またクラウド実践大賞の地方大会でも発表させていただき、事務系のDX分野で事業を展開することも検討していました。

しかし、昨日大変なことに気づきました。

「事務がイヤで我慢してDXを進めたのに、仕事にしたらずっと事務をやることになるのでは?。。。」

そう、私は事務印刷会社の社長ですが、事務仕事がキライなのです。
だから人を幸せにしない(と勝手に思っている)事務を、執念をもって会社から根絶しようとDXに取り組んでこられたのです。

事務系の仕事はしたくない。
しかし、これまで試行錯誤した事務ゼロのノウハウをそのままにしておくのも勿体ない気がします。

また営業としても、今はよっぽどのことがない限り新規訪問ができないので、時間もあります。

ならセールスフォースの1:1:1モデルを真似して、月1日くらい無償奉仕活動として事務ゼロのノウハウをお伝えする日をつくっても、営業として何もできないより誰かのためになると考えました。

ただし、仕事としてはやりません。

「お手伝いDAY」とは?

そういうわけで、月に1日社外で自分の得意分野のスキルを活かして、無償活動を行う「お手伝いDAY」をつくる検討をはじめました。

具体的には、出勤日で希望する月1日を出勤扱いの特別休暇扱いにして、社外の個人的につながりがある人のところや、そういうところがない人は会社として関係のあるところにお願いして、お手伝いをさせていただこうと考えています。

もちろん、やりたくないという人に強制する気はありませんので、やる/やらないは自由です。

ただ、やる以上は会社としても制度を利用してほしいので、「お手伝いDAY」を利用した方には出張手当をつける制度にする予定です。

また実施の管理については、翌朝のアイデアミーティングのときに、みんなに雑談形式でシェアしてもらうことで、確認とみんなのアイデア出しへの刺激にしてもらえたら最高です。

社内の反応は?

そんな経緯もあって、今日「お手伝いDAY」のアイデアを社内のミーティングでシェアしてみました。

みんな最初は「手伝いに行けるところがない」とか「何をすればいいかわからない」といった反応でしたが、日頃取引がある同業の会社の手伝いや、平日で参加できなかった趣味の活動のお手伝いなど、具体的にイメージができてくると好意的な反応になってきました。

特に今は団体での他社への工場見学などは憚られますが、1〜2人でお手伝いに行く分にはお邪魔させていただけるかもしれません。

それは自社の現場しか知らなかった方にとってきっと刺激になりますし、会社としても研修以上の価値があります。

とりあえずやってみよう!

先日も県から広域人材シェアのチラシが配られてきましたが、人件費を抑える目的の制度でした。
これでは大企業からの下請け企業への押し付けになってしまい、人材シェアは進まないと思います。

また製造業では、時間が余れば5S活動やカイゼン、新商品開発が定石ですが、現状ではなかなかすぐには成果も期待できません。

それなら、その人材や余った時間で無償の「お手伝いDAY」を実践すれば、少なくともその人自身やその体験をシェアしたみんなにとって、何かプラスがあるはずです。

こういう仮説もあって、来月くらいから「お手伝いDAY」制度を実施してみようと思います。

どんな体験をシェアしてもらえるのか、また私自身どんな体験ができるのか、今から楽しみです。

この記事の監修者

藤井 聡|代表取締役

業務印刷の未来を探求し、中小製造業向けのALL IN ONEクラウドERPやAIO向けLP制作ツールをリリース。2019年に社内の事務職ゼロを達成し、クラウド実践大賞岡山大会で発表。京セラの稲盛和夫氏とゲーム作家の米光一成氏の手法を取り入れた会社の仕組みづくりを推進中。

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